親が離婚するときに感じていた中学2年生だった私の葛藤。「離婚しないで」なんて思わなかったよ。

こんにちは!

死ぬまで新婚旅行をしているタビワライフの涼(妻)です。

 

わたしの親は、わたしが中学2年生のおわり頃に離婚しました。

 

当時、中学生だったとはいえまだ思秋期だったわたしはかなり複雑な気持ちだったことを今でも覚えています。

 

だけど、決して「離婚しないで」とは思わなかった。

むしろ離婚には賛成だった。




突然告げられた離婚

ある日、寝ていた時のこと。

話し声が聞こえて目が覚めました。

 

普段なら気にせずすぐにまた眠るのに、なんとなく嫌な予感がしたんだと思う。

その日はなんだか気になってしまって耳を澄ましてしまった。

 

あまり詳しい内容は覚えていないんだけど、「籍を外してほしい」という言葉だけは今でもはっきり覚えている。

 

離婚するのはわかっていた

「籍を外してほしい」という言葉を聞いた時、衝撃ではあったけど覚悟はできていた。

父と母が仲良くなかったのは知っていたから。

 

わたしは父に怒られた記憶が全くない。

娘としてすごく可愛がられていたし、愛を持って接してくれていたのはわかっていた。

 

だけど、父は母にだけ冷たかった。

それが一番わたしは嫌だった。

 

今でも忘れられない父が母にした行動

今でも鮮明に覚えている。

ある日、母は用事で外出して家には父と兄とわたしの3人だった。

母が家にいないなんて滅多になかったから、珍しい日だった。

 

母がいない間にわたしたちはお風呂を済ませ、母の帰りを待っていた。

 

すると父はお風呂場に行った。わたしは嫌な予感がしてその予感は的中した。

 

父は、母が帰って来る前に湯船に溜めていたお湯を抜いた。母がお風呂が好きなことを知っているのに。

 

用事から帰ってきた母は、お風呂を入ろうとお風呂場に行って叫んだ。

「なんでお湯ないの!!?」

 

父は何も言わなかった。

この時わたしは父にも母にも何も言えなかった。

 

父が母にさらに冷たくなるのが怖かったから。

 

母はわたしに選択をさせた

離婚の話を聞いてしまった時、わたしは布団の中で声を殺しながら大泣きしていた。

 

すると、母は気づいたのかわたしのところに来てわたしに「ごめんね」と何度も言った。

そして母はわたしに尋ねた。

 

「涼が高校を卒業してから離婚する方がいいかな?それとも今すぐ離婚した方がいい?」

 

わたしは即答した。

「今すぐ離婚して」と。

 

離婚してほしかった。親が離婚するツラさなんてどうでもいいくらい母が嫌な思いをすることが嫌だった。

 

母に幸せでいてほしかった

友達がどんな反応するか心配ではあった。

もちろん、両親が仲のいい家庭の子どもでありたかった。

 

だけど、わたしは母に笑っていてほしかった。

悲しそうな母を見るのが辛かった。

 

だからわたしは、母のためにも自分のためにも離婚には賛成だった。

 

あれから父には会えていない

あれから15年。

わたしは父に一度も会っていない。

 

一度、わたしのおばあちゃん(父の母)が亡くなった時にお通夜に行った。

 

父には会いたくなかったが、親が離婚するまでおばあちゃんと同じマンションに住んでいていつも遊んでくれていたおばあちゃんだったのでおばあちゃんのために行きたかった。

 

その時に、もちろん父がいた。

話すのが嫌だった。話すのが怖かった。

 

理由は、自分の中にある感情を思い出したくなかったし見つけたくもなかったから。

 

わたしはずっと下を向いて座っていた。

父側の親戚の方たちとも10年ぶりくらいの再会だったけど、ほぼ口をきかなかった。

気持ちの整理ができる前に、普通に会話なんてできなかった。

 

ずっと下を向いて座っていると、遠くから父らしき人が近づいてくるのが見えた。

絶対にそっちの方を見なかったけど、父だということはわかった。

 

「涼…やんな…?」

 

わたしに話しかけてきた。

その瞬間にわたしはお通夜の会場から走って逃げた。

 

嫌だった。

感情がかき乱れることも、気持ちの整理ができていないのに会場内だからっていい顔をすることも。

 

父と会ったのはそれが最後。

兄はたまに会っているらしいけどわたしはまだ整理ができていない。

 

「親」である前に「一人の人間」として生きてほしい

両親の離婚から約15年。

わたしは今、夫と死ぬまで新婚旅行の旅に出かけています。

 

上手くいかない結婚を近くで見てきたから、結婚に憧れなんて一切なかった。

だけど、今はこうして「結婚て最高」って思えるようになった。

 

上手くいく結婚もあれば、上手くいかない結婚もある。

それは中学生ながらにわかっていたし、親が悲しんでいたり辛そうにしていることが一番辛かったです。

 

子どもって意外と親の幸せを願っている。笑っていてほしい。

だから、「子供のために離婚しない」はいらない。

我慢して平気なふりして普通を装っていても子どもにはわかる。

 

わたしを産んだのは母で、わたしがこの世に存在するのは父と母がいたから。

でも父も母も「親」である前に「一人の人間」だから自分のために人生を生きてほしい。

タビワライフのスポンサー様

2 件のコメント

  • こんばんは。
    いつもブログ、インスタ、共に楽しく読ませて頂いてます。ありがとうございます
    朝、だいちさんのストーリーを見て涼さんがなぜ涙をを流しながらブログを書いていたのか、とても気になっていました。

    当時の涼さんの気持ちがそのまま伝わってくるように感じました。
    私の両親も自分が中三の終わり、受験真っ只中に離婚協議をしており、私が中学を卒業するタイミングくらいで離婚をしました。原因は父のDVでした。
    私も涼さんと同じく、毎日のように母が傷つく姿を見ては何もできない自分を情けなくも思い、兎に角母が傷つく姿を見たくなかったです。8つ下の小さな弟(当時小2)が実の父を怖がる姿もあの頃の私には強烈でした。
    2人の離婚が決まった時、安心したのが本音です。

    その後16歳の誕生日から約8年、私も父とは会いませんでした。いや、会えませんでした。
    涼さんと同じく父と再会したのは祖母(父の母)の葬儀でした。弟は離婚してからも会っていたので、弟に連絡がありました。
    正直、悩みました。涼さんと同じです、気持ちの整理ができていない中父に会うのが怖かったから。
    でも祖母には本当に可愛がってもらっていたし、長女として弟だけに葬儀に行かせるのは、、と思い行きました。
    もちろん、父も父の親戚もいました。みんな、私が20歳を過ぎ社会人になった私を見てとても驚いており、中には声をかけてきた人もいました。
    父とは二言だけ会話をしたのを今でもよく覚えています、帰り際「身体に気を付けろよ」と言われた言葉になぜか帰宅してから涙が止まらず、母の胸の中で声を上げて泣きました。
    その言葉にとても考えさせられました。約8年間ずっと、会わなかったことが例え会えなかったという感情だったとしても正解だったのか。
    正解も間違いもないとは思います。でも、今まで「会えない」という意思一択だった私が初めて迷いました。一年に一回でも、その一回がたった五分でも「元気だよ」と顔を出しに行くべきかなと。
    約8年振りの再会でたった二言の会話からそんなことを考え、迷っている最中、父と再会して丁度2週間後、父は帰らぬ人となりました。急死でした。

    あの時の感情は言葉や文字では言い表せません。心にポカンと穴があくとはああいう感情だと思います。

    このブログを読んで、どうしても涼さんに伝えたいことがありコメントしました。
    あらゆる国を旅し、沢山の方と出会い、そして看護師というお仕事をしていたので十分すぎるくらいにお分かりかとは思いますが、人は迷っている時でも明日になったら、1分後には、10秒後には何が起こるか分かりません。その迷いに答えが出るまで待ってはくれません。
    決意したことであっても、答えが出たことであってもそれに人が絡み、そして”その人”がいなくなってしまったら、全てできなくなるんだと私は思い知りました。

    今涼さんが涼さんの意思で決めた人生を楽しんでいることは本当に素敵だと思います。私もそんな涼さんに憧れています。
    涼さんが思っている以上にお父様は涼さんのことを想っていると思います。過去の傷は癒えることがないのも分かります。でも、いつか涼さんが少しでも会えらると思ったその時は、1分でも5分でも、顔を見せてあげたらお父様はとても幸せだと思います。
    涼さんも今まで感じていた感情とは違う感情を感じるかもしれません

    長々と失礼致しました。
    私も涼さん大地さんと同じく、彼とワーホリそしてワンワールドの夢を叶えるため現在頑張っています!
    お二人もお身体に気を付けて頑張って下さいね。いつも応援しています

    実は新宿のイベントでお会いしました❤︎
    あの時はお会いできて本当に嬉しかったです☺️

  • 涼ちゃん、お久しぶりです。
    大地くんの、ストーリーをみてから
    一日中、涼ちゃんの事を考えていました。
    心配で心配で…。

    ブログはずっと読んでいたよ。
    でも、全然コメントしなくてごめんね。
    絵をわたせていないことが悪くて
    なかなか連絡をする勇気が出なかったのが正直な話。
    本当にごめんね。

    でもね、今、すっごくアイデアが出てきてて
    形にしようと思ってるよ(●´ω`●)
    楽しくて楽しくてたまらなくて…
    涼ちゃんや、大地くんを想ってワクワクしています。

    そんな時の涼ちゃんの涙のストーリーだったから…
    怖かった…。

    涼ちゃんの気持ち、涼ちゃんの過去は
    わからないけど
    日本からいつも涼ちゃんの味方でいたいと思っているよ。
    涼ちゃんには幸せになってほしい。
    すごく今はそう思うよ。

    涼ちゃんが、涼ちゃんの気持ちを整理できるブログに
    あたしの絵が使ってもらえるのなら
    少しでも涼ちゃんの笑顔につながるチャンスを
    あたしは、貰えてるんやなあって感じてます。
    勝手に…笑

    だから、いいものを作って
    送れるように準備するね。

    涼ちゃん、ありがとう。

    身体に気をつけて
    お仕事頑張ってね(●´ω`●)

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