お金・節約

お金って一体何!?世界一周中に感じた、世の中のお金への疑問と葛藤

こんにちは!

死ぬまで新婚旅行。

タビワライフの涼(妻)です。

 

 

お金ってなんでこんなに汚いの?

お金が憎い!

 

世界一周中にそんなことを思ったことがありました。

今日はお金への葛藤について書きたいと思います。

 

エチオピアでの出来事

エチオピアでダナキルツアーに参加した時に行った小さな村での出来事。

その日は、その小さな村で1泊する日でした。

 

ちょっと散歩に行こうと宿を出て歩いていると、村の子どもたちが私たちを囲いました。

 

マネー!マネー!!

 

これは貧しい地域に行くと必ずある景色です。

 

どんな豊かな国でも、お金は楽してもらえるものではない。働いて手に入れるもの。

私はそう考えていたので、このような子どもたちにお金を渡すことはしていませんでした。

 

ノー!

 

そう英語で断ると諦める子どもたちが多いんですが、この村の子どもたちは違いました。

 

どこまでもどこまでもついてきて、「マネーマネー」

途中、違う子どもがいたらその子どもたちも増えてどんどん増える子どもたち。

 

気づけば私たちは15人くらいの子どもたちに囲まれていました。

 

子どもたちの目はキラキラというよりギラギラしていました。

お金、、、お金、、、。そんな目。

 

ここで何かをあげたとしても何も解決にならないし、「ノー」と断ることを続けたのですが一向に諦めてくれませんでした。

 

私もどうしたらいいのかわからなくて、周りで見ている村の大人達に訴えかけるように「ノー」と言い続けました。

 

でも、村の大人達はだれも子どもたちに注意する人はいませんでした。




子ども相手に本気でムカついた

私一人に対して、子どもが10人以上。

子どもでも10人が本気になったら敵いません。

 

英語は全く通じないし、周りで見ている大人は見て見ぬふり。

 

なんだこの世界は!!!

 

相手に嫌な思いをさせてでもお金をもらおうとする。

周りの大人は注意をしない。

 

子どもたちの目は、「お金」でした。

観光客を見つけたら追いかけて「マネー、マネー」

 

困る外国人、怒る外国人。

子どもたちはそんな外国人の反応を面白がっていました。

 

このままでいいのか?

この子たちはこんな世界で育ってどうなるのかな?

お金ってそんなに大切なのか?

ただの紙切れなのに?お金ってなんなんだー!

 

すごくムカつきました。

 

お金にも、村の大人たちにも、子どもたちにも!

 

でも、お金は必要なんですよね。

なんとか宿に帰りました。

私も夫も疲れ切っていました。精神的に。

 

2人で話し合いました。まったく答えの出ない話をし続けました。

 

お金がないと生きていけない。

なんでお金の価値って国によってこんなにも違うのだろうか。

お金って所詮紙切れなのに、なんでもこんなにも価値があるのだろうか。

世の中にお金というものができたことによって貧しい暮らしを余儀なくされた人はどのくらいいるのだろうか。

世界のお金はだれがどう管理して動かしているのか。

 

今まで生まれた時からお金というものが当たり前にあって。

 

日本という守られた国でお金について何も考えてこなかった。

 

この村に来て、お金に対してたくさんの疑問が生まれた。

 

何も知らない自分が恥ずかしくなった。

何も知らないのに、子どもたちにムカついている自分が嫌になった。

 

だけど、このお金の価値の差を利用して旅をしている自分たちがいて。

 

旅をして、自分がいかに無知だったかを知らされました。

何も知らない自分。知ったところでお金は絶対に必要だという現実。

 

結論の出ない葛藤でした。

そして未だ答えは出ていません。

 

お金に囚われすぎない人生にしたい。

今は日本に帰ってきていて、ニュースで株や仮想通貨のニュースがたくさん流れてきたり、

私たちはこれから死ぬまで新婚旅行をしていくためにお金は絶対に必要なので

夫といろんな話し合いはするのですが、

 

お金は価値がなくなればただの紙切れ。

お金にとらわれすぎないように。

 

と考えることが多くなりました。

 

お金の価値が暴落して、生活が180度変わってしまう可能性だってあります。

 

あまりお金に執着しすぎずに、本当にお金より大切なものは何かについてしっかり考えていきたいです。

 

以上。

世界一周中、世の中のお金への疑問と葛藤のお話でした。

最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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