こんにちは!
新婚旅行で世界一周中。
タビワライフの涼(妻)です!
今日はお金のお話☺💰
「世界一周するためのお金はどうしてるんですか?」とよく聞かれます。
単刀直入に言いますと、私たちは本気で貯金しました。
ネギの根っこは植えて栽培しました。
人参のヘタは水につけて葉を育てました。
とことん節約をしました。
1年半節約をし続けて私たちは500万円の貯金をすることができました。
貯金したお金を切り崩して旅をしています。
もともと私たちは普通のサラリーマン同士で、世界一周のために1年半本気で貯金してお互いに仕事を辞めました。
超節約生活を続けていましたが、貯金がすごく楽しかったんです!
今は世界一周の途中ですが、当時のことを振り返ってみようと思います!
とりあえず実際にもらっていた給料を公開。
とりあえず、給料がわからないとなんとも伝わりにくいと思うので、前に私たちが働いていた時の給料を公開します!
「不動産系の仕事」「看護師」って言うと、みんな給料が高いというイメージをする方が多くて…
実際は、普通だと思います。
夫の給料
不動産関係のサラリーマン
毎月の手取り:平均21万くらい
20代前半の平均の給料だと思います。不動産そんな給料良くないでしょ!?
ですが、夫の会社は住宅手当が約5万円!も出ていました。さすが不動産!
妻の給料
夜勤が多い看護師
毎月の手取り:平均27万円くらい
見ての通り夫よりも給料多かったですが、夫はそんなの気にしないタイプなので大丈夫!笑
私は夜勤が多い病院で働いていたので夜勤手当でこのくらいお給料をもらっていましたが、夜勤をしなかったら夫よりも少ない給料です。
看護師って給料高いってイメージあるけど、夜中にいっぱい働いてやっとなのです。
昼間働くことは月に4〜5回だった気がする…。
それでは実際に1年半で500万円を貯めた方法に行きます!
ただのサラリーマン夫婦が1年半で500万円を貯めた方法
1. 目標設定を具体的にした

目標なくお金を貯めることはただツラいだけです。
何かを買いたいから。旅行に行きたいから。貯金が好きだから。
理由は人それぞれですが、貯金をするための目標がないと貯金も楽しくありません。
私たちは「新婚旅行で世界一周に行く」という大きな目標がありました。
2人とも仕事を辞めて、無職で旅に出る。
旅にいくら必要か。帰国後にいくら残しておきたいか。
私たちはとりあえずその時にあった貯金とは別に、旅に出るまでの残りの1年半で2人で500万円を貯めよう!という少し無茶な目標設定にしました。
世界一周に行くためにかかる費用は想像よりもすごく多額で不安だらけでしたが、目標のワクワクの方が大きかったからすごく楽しかった記憶があります。
この目標へのワクワクが貯金をするためにとても大切だったと今になって思います。
2. 必要なお金は先に引き落として分野別に分ける

食費、家賃、光熱費など絶対に毎月必要な額は月の最初に全て引き出しました。
そして、それぞれを封筒毎に分けて保管していました。
私たちが必要だったお金はこんな感じです。
月に最低限必要だったお金
家賃 5000円(これは夫の住宅手当のおかげです。)
食費・日用品 20,000円
お小遣い 60,000円(30,000円/人)
光熱費 約5,000円(水道・ガス・電気)
計9万円/2人
月の最初に最低限必要な9万円を銀行から引き落とし、封筒ごとに分けました。
食費・日用品に使えるお金はよく使うので、普段使っている財布とは別の財布に毎月2万円入れるようにしていました。
半月が過ぎた時、
まだ半分以上残ってる!
やばい、残高3分の1しかない!
このように、今月食費・日用品に使える残高がいくらかがすぐわかります。
「食費の残高はレシートを計算しないとわからない」ということを避けるためにこういう方法をとりました。
家計簿をつけるのが苦手って方も、こういう方法をとれば使いすぎることを防ぐことができます。
3. 近所のスーパーを分析する

食費と日用品は1ヶ月2人で2万円と決めていたので、10円でも1円でも安いスーパーを自転車で走り回りました。(これは私の特技です。)
スーパーに行った時はチラシをもらうのを忘れません。
家に帰ってたくさんのチラシを眺めて、特売品をチェックしたり、安い食材でできるレシピを考えたりします。
食べたいものを考えてからスーパーに買い物に行くのはNG!
今冷蔵庫にあるもの、特売品で購入するものでできるレシピを考えると安上がりです。
いろんなスーパーに通っていると、スーパー毎の特徴がわかるようになってきます。
ここは何曜日は卵が安い。ここの朝市の野菜はコスパ最高!
などチラシを見なくてもなんとなくわかるようになってきます。
今ではチラシをわざわざ貰わなくてもアプリなで簡単にチラシを見ることができるのでとても楽です。
私は小さい頃からスーパーのチラシを見るのがすごく好きでした。(もともと貧乏性だったのかもしれません。笑)
なのでスーパー巡りはとても楽しかったです。
4. 外食は控える。でも家で「パーティー」を増やす
たまには外食がしたくなります。
だけど外食をすれば1回で数千円簡単に飛んで行ってしまいます。
1ヶ月の2万円が一瞬でなくなることになります。
だから私たちはよく「たこ焼きパーティー」「サムギョプサルパーティー」「お好み焼きパーティー」をしていました。
パーティーと言ってもただホットプレートで作って食べるのですが、「パーティー」と呼ぶだけでテンションが上がります。
家で食べるご飯に楽しみを持つことは節約への近道です。
5. 残りはすべて貯金

私たちはとにかく短期間で多額の貯金をしたかったので必要最低限の出費以外はすべて貯金するようにしていました。
月に2人で48万円の収入があり、最低9万円の出費。
予算より多い出費があったとしても月に約35万円は貯金できます。
毎月貯金額を決めた方がいいという話も聞きますが、私たちはとにかく出来る限り貯金をする!という作戦でいきました。
結果、目標をクリアできたので良かったのかなと思っています。
6. お小遣いはボーナス制度を付けてたまには贅沢を
お互い自由に使えるお小遣いは1人3万円と決めました。
ですが、会社の付き合いもあるしたまにはカフェでゆっくりしたいときだってあります。
「お小遣いがなくなった。」ということも何度かありました。
お互いに働いているし、我慢しすぎてストレスになる方がお互いのためにとって良くないので
そういうときはジャジャーンとボーナスが出るようにしていました。
2人ともあまり物欲がなかったのでボーナスといっても1,000円程度でしたが。笑
あくまでも楽しく貯金がしたかったので、我慢しすぎることを避けました。
7. 財布に残ったお金はすべてトイレの貯金箱へ
私たちはトイレに大切なものを置くようにしていました。
旅に関する本や手紙などもトイレの壁に貼ってちょっと幸せ空間にしていました。

そこに貯金箱も加えてみて、1ヶ月の予算よりも余ったお金がトイレの貯金箱に入れるようにしました。
夫が「貯金箱はトイレに置こう!」と言って置いたのですが、これがすごくよかったのです。

トイレはふと落ち着ける場所だったりします。
そんな時にトイレの手紙や貯金箱を見ると、2人で一緒に頑張っている貯金がすごく幸せに思えてきます。
喧嘩した時もトイレに行けば気持ちがおさまることもなんどもありました。
とにかく楽しく貯金をしようという工夫です♪
8. 毎月、成果を話し合う

毎月私たちは未来会議という会議をしていました。
目標に向けて「今月はいくら貯金できたか」「目標金額まであといくらか」「このペースで目標達成できるのか」を話し合っていました。
私は計算するのがすごく好きで、いつも計算しては夫に伝えていました。
夫もこういう子供じみた会議とかが好きだったりするのでこの毎月の会議は堅苦しいものではなくあくまでも楽しく貯金をするために開催していました。
今でも「毎月月末はお金の決算日」と決まっています。
実は夫、昔は貯金できないタイプだったんです!
簡単に500万円貯金できたように書いてしまいましたが、実は夫、貯金は苦手なタイプでした。
結婚する前に私がこっそり夫の通帳を見てしまった時があったんです。
その夫の通帳の中に表示されていた貯金額を見た時は目が飛び出ました。
号泣して母に電話したことがありました。今となっては笑い話ですが。笑
▶ 結婚直前に夫の通帳をこっそり見てしまい、号泣してお母さんに電話した話
そんな夫も今では私よりもお金の管理にしっかりしています。
貯金は目標に向かって楽しむもの!

私たちが貯金を楽しめたのは、世界一周に行くという目標があったからだと思います。
目的なしに色んなことを我慢して貯金をするのは誰でも苦痛です。
旅行のために、買いたいもののために、子どものために、家族のために…
なんでもいいので目標をしっかり立ててその目標に近づいていることを楽しみにすると貯金が楽しくなります。
あとは我慢しすぎなかったこと。
お小遣いがなくなってもボーナスはいつでももらえる。
こんな緩いスタンスでいることで心に余裕ができました。
今は無職で旅をしているのでお金は減っていく一方なのですが、人生一度きり。こんな経験もありだな〜と2人ともあまり気にしていません。
もちろん!2人とも貧乏性になってしまったので旅中も節約の日々ですが…
▶ 【必読!】ワークアウェイ(Workaway )を使って無料で世界中を旅する方法
以上、私たちが世界一周するために1年半で500万円を貯金したお話でした。
最後に、私たちがトイレに置いていた節約生活をしている私たちを励ましてくれた本を紹介します!
最後まで読んでくれてありがとうございました!