こんにちは!タビワライフの涼(妻)です。
私たちがよく海外で利用しているワークアウェイも今回で3度目。
ワークアウェイの魅力は、私たちが好きな暮らすような旅ができるということと、なんといっても無料で過ごせるということ!
ありがたい…とってもありがたいです。
そんな今回のワークアウェイで、これは嫁姑バトルだ!という経験をしました。
女は女にキツく言うものなのか、、、
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これまでのワークアウェイ
どんな仕事をしたのか
今回のワークアウェイはゲストハウスのお手伝いです。
すごい立派なゲストハウスが森の中にあって、癒しの空間そのもの。
このゲストハウスに癒しを求めてくるゲストのためにお手伝いをさせてもらいました。

①プール掃除
②テラスの掃除
③犬と猫の餌やり
④ニワトリの餌やり
⑤ゲストへの朝ごはんの手伝い
⑥庭と畑への水やり
説明を書く必要のないくらい単純作業をこなしていきます。
そして最後は
⑦あらゆる場所の掃除
これが大変でした。
ゲストハウスを営むのはこんなに大変なのか!と実感したのがこの「掃除」でした。
28年間生きてきてこんなにも「スゴい掃除」はしたことありません。
掃除に厳しすぎるアイシェ
アイシェは暇があれば掃除をしています。
掃除しないと落ち着かないってくらい掃除してます。
でも納得です。家の中がキレイすぎる。

ゲストハウスなので、ゲストが帰った後の部屋の掃除はもちろん、ゲストが快適に過ごせるように掃除をしなければなりません。
最初「掃除機かけてね」と言われて掃除機をかけましたが、
アイシェ:ここ掃除機した?
ア:まだ汚いよ!
アイシェは掃除にかなり厳しい!
掃除機をかける時はカーペットも全部どけて、なんとベッドまで動かします。
隅のすみ〜まで掃除機をかけます。
ふぅー。やっと掃除機が終わったー!!
と思っていたら、、、
ア:ここもやってね
と壁や天井も指差します。ひぇ〜〜〜!
壁に作られたクモの巣がないかも細かくチェックしなければいけません。
しかも毎日!毎回!全部屋!
1部屋の掃除機だけで30分はかかっていたんじゃないかってくらい時間をかけます。
そして次はシャワールーム。
水 滴 1 滴 も 残 さ な い で
水 ア カ な ん て と ん で も な い
ひぇ〜〜〜〜〜!
なんど「ここ掃除したの?」と言われたことか。笑
自信を持って「イエス!」と答えましたが、1回でOKもらえることはまずないです。
何度もやり直してアイシェからやっとOKをもらった時はすごく嬉しかったんだけど
さっきと何が変わったのかわからない。
という感じで私は掃除マスターへの道を歩んでいきました。
嫁姑バトル勃発!?
アイシェは私にはなんでも言うんですが、夫には全然言わないんです。
これはどこの国もあるあるなんでしょうか。
女は女に言いやすい?!
どこからともなく聞こえてくる
ア:涼〜〜〜!涼〜〜〜!
例えば夫が何かし忘れていても「涼〜〜〜!」となるので、結構これが辛かった。
時には聞こえてない振りもしました。はい。
時には逃げるように隠れました。はい。
ゲストハウスを営む夫婦の思いを知る
2週間くらいが経過した頃、「涼〜!!涼〜!!」というアイシェの声を怯える感覚を覚えました。
「なんで私だけ。」
「これ以上言われたら嫌いになりそう。」
そんな風に思ってしまい、アイシェから少し距離を置くようにしたこともありました。
そんな私を見かねたのか、アイシェが私に話してくれました。
ア:涼、もしこの仕事がしんどかったら言ってね。違う仕事もあるから。
ゲストってどんな場所を見るかわからないの。ベッドの下も見られるかもしれない。
だから私たちは全部を完璧にしなければらないの。
アイシェたちのゲストハウスはトリップアドバイザーに載っているが、文句無しの5つ星。
そしてexcellentの表彰状も飾られている。

トリップアドバイザーの評価を読んでみたんだけど、このゲストハウスに来たゲストがどんなに癒されて帰って行ったのかがはっきりわかるようなコメントが書かれている。
このアイシェの話を聞いてから、この夫婦のために頑張ろうと決めた。たまに逃げるけど。
ゲストハウスを営むってこんなに大変なんだ!

この夫婦からは
「ゲストにリラックスしてほしい」
「ゲストにとって素敵な思い出になってほしい」
という思いがすごく伝わってくる。
でもその裏では、これでもかってくらい隅々まで掃除していたり
ゲストの様子を見てティーを出したり
ゲストが気持ち良く過ごせるようにお花を大切に育てていたり
朝ゲストが起きてきたら、朝食作りで忙しいのに何事もなく話しに行ったり

ゲストが楽しめるように石に絵が描かれていたり

本当にいろんなことに気を遣って生活しているんだなぁってことがわかった。
掃除に厳しいのも「ゲストのことを思うため」だってこともはっきりわかった。
いつかゲストハウスを作りたい!なんて思ったりしたこともあったけど、
軽い気持ちでゲストハウスなんて作れないなとこの夫婦を見て思った。
掃除には厳しいけど優しくて愛が溢れる夫婦
掃除に厳しくて、「涼〜!涼〜!」に逃げたこともあったけど、
本当にゲストだけでなく、私たちにも尽くしてくれました。
「ここで仕事をするよりもいろんな景色を見た方がいいよ。」とたくさん休みをくれたり、
朝はゲストに出すような朝ごはんをいつも作ってくれました。
ぶどうを釜で煮て大量のジャムを作ったり
アーモンドを木から収穫したり
たくさんの猫(8匹)と生活させてくれたり(笑)

普段経験できないこともたくさん経験させてくれました。
最後の日。
道中に食べてねとたくさんの果物とぶどうジュースを持たせてくれて「いつでも帰っておいでね」と言ってくれました。
写真も何枚も撮ってくれました。
一緒に撮りたいと伝えたつもりが2ショットばかり撮ってくれました。笑
ア:見て!ここ写るでしょ!?ってアイシェが鏡張りをルンルンで撮ってくれました。アイシェ若い…


自撮りしか慣れてない私たち。なんか不自然。
最後には集合写真を。

また、帰りたい場所がひとつ増えました。


最後まで読んでくれてありがとうございました!
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